太陽光パネルの撤去工事を始めています。

太陽光パネルの撤去工事を始めています。
                      2023.12.5

これまでは太陽光パネルの処分方法は、受け入れ先が有りませんでしたが、公式登録された業者での処分受け入れが始まっています。
間もなく札幌近郊において、太陽光パネル再生処理工場も稼働がはじまりますが、これまで道内には再生処理施設が無い状態でした。

有限会社青木電気では、公式登録された処分業者と太陽光パネルの処分を業務提携しています。
弊社では太陽光パネルの撤去工事一式撤去工事と運搬処分一式の作業を始めました。
一般的な太陽光パネルの処分が可能です。


太陽光パネルの撤去工事について
一般的にトタン屋根に取り付けられた太陽光パネルの架台は、トタンを貫通して長い木ネジで屋根構造の木材に取り付けられています。
撤去工事を行うにあたって、トタン屋根に50本以上の架台を固定していたネジと固定金物が残ります。(トリナソーラーのように、トタンのハゼに取り付けている物も一部あります)
太陽光パネルの撤去が完了しましたら、そのままでは雨漏りする事例が有りますので、トタンは新らしく取り換える事をお勧めします。(いつもの安い屋根屋さんをご紹介します)

太陽光パネルの撤去工事内容は、北電への撤去申請を含みます。
1. 北海道電力との契約解除申請
2. 屋根の太陽光パネルの撤去
3. パネルが取り付けられていた架台全ての撤去(架台の取り付けベースは雨漏り防止の為に残します)
4. パネルから建物の軒迄のすべての電気配線の撤去
5. 太陽光パネルの直流を交流に変換して北電に売電をしている、一般的に外壁に取り付けられているパワコンの撤去と廃棄処理作業
6. パワコンから配線が来ている室内の電灯分電盤の接続部分の配線の処理
7. パワコンから来ている室内の太陽光発電専用コンセントを取り外して、メクラプレート処理と、室内に取り付けられているパワコンモニターを取り外してメクラプレート処理をします。

※ 屋根の架台の取り付けベース部分だけは、強力な両面テープとコーキングで雨漏りがしないように防水処理されていますから、数十カ所の小さな架台ベースは残します。(トタンの張替と一緒に撤去です)
小さな架台ベースですが、トタン屋根を貫通している取り付けビスを抜いたり、接着している取り付けベースを無理やりはがそうとすると、長尺トタンの接続部分の防水が切れてしまい、その日から雨漏りする状態になってしまいます。

※ 太陽光パネルは直流電圧が直列接続されていますから、高い電圧になっています。接続部や配線を切断すると10センチ以上の火花放電が発生して、感電や火傷をします。
素人の方や電気工事士の方でも、太陽光パネルを扱う事はとても危険です。

2023年12月05日