風力発電と太陽光発電の為に必要な火力発電所について

風力発電と太陽光発電の為に必要な火力発電所ついて

今、排気ガスの少ない液化天然ガスによる火力発電所が各地で計画され、北海道電力は石狩湾新港に変換効率62パーセントの超高効率な発電所が稼働し始めています。
一方、風力発電や太陽光発電で作られた個人事業主から送電される電気は電力会社の送電線につながっていて、電圧が上昇したり停電する、とんでもなく不安定な電気にたいして、北海道電力の火力発電所側から数分刻みで供給電圧を調整し、不安定な風力発電や太陽光発電に対して需要家へ供給する電圧が、なるべく98Vから102V以内にリアルタイムで、道内各地送電線の電圧調整を行っています。

一般家庭を含む太陽光発電や風力発電がこれ以上増えてしまうと、電力会社側で電圧調整ができないところまで来ていますから、電力会社が発電事業主に時々発電を遮断できる仕組みが始まっています。

個人事業主から供給するこれからの自然エネルギー発電は、自前で一旦バッテリーに充電し、安定した電力で売電していただくか、水を利用してその電力で水素と酸素を作り、一旦エネルギーを貯蔵する仕組みが必要になります。

日本は他の国に比べてとても大きな風力エネルギーを取り入れられる国だと言われています。
とくに西方向の海岸線は海から十分な風が入るので、これからも風力発電施設が増えていきます。

※ 不安定な風力発電や太陽光発電の自然エネルギーのこれからは、発電していない時も電力が安定するバッテリーとセットでなければ電力会社は受け入れてくれません。逆に原発や水力発電は、深夜電力が余るので、深夜電力が安く供給される事で、これから増える電気自動車の深夜の充電電力として一旦は必要だと思っています。
現状ではバッテリーが不足しています。電気自動車の時代においては発電所も増やさなければ全く無理な状態です。