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2022/01/09
CO2削減と電気自動車について
CO2削減と電気自動車について2022.8.28
国の発した「2030年までにガソリン車の販売停止」についてお話をしますね。
それは、知識のない人たちが「そうしましょう」と、無知な発言をしているわけであって、僕は、それは有りえないと思います。
それは、どの国も互いに10年先のことを宣言しても、だれも責任を取らなくても良いからです。
確かに電気自動車は1000円の充電電力で500Kmくらいの航続距離を走るエコな部分が魅力ですが、CO2削減にはならない事や発電所が足りないことなど、日本独自の嘘のない展開が必要だと思っています。「ほかの国が言い出したから日本も・・・」ではあまりにも短絡的ですし不可能なのです。
トヨタとホンダが得意とするハイブリット車両やプラグインハイブリットは高い技術とそのパテントに守られていて他の国では作れません。
そうなってしまったので「わが国では電気自動車を推奨してCO2削減計画します」と言い出しているのですが、
発電所で八ブリット車と同じくらいCO2を排出していると言われています。
リチウムバッテリーの製造工程で多量のCO2を派出していて、5年から10年後に廃棄する重さ300〜400Kgも有るバッテリーの処理方法がまだ目途が立っていないなど、CO2削減と言う嘘が入っています。
ハイブリット車を作れない海外の「近い将来、ガソリン車を販売しない」提案に、日本もその言葉に釣られてしまってはいけません。
日本は発言を撤回して「ハイブリット技術で他の国よりもCO2削減をします」と、訂正しましょう。
他には、電気自動車の充電をするには、たくさん充電スタンドと発電所が必要であって、今のままでは全く足りないのです。
急速充電は30分掛かるのですが、急速充電スタンドに行ってみると、時折充電の順番待ちだったり充電が終わっているのに戻ってこない人や、「いそいでいるから」と、割り込みを要求してくる人までいる現状です。
今は一回の急速充電で100Km前後走る事が出来るのですが、エアコン暖房や冷房をしながらの走行は、長距離を走る事は出来ません。北海道では充電スタンドが全く足りないので、電気自動車で長距離運転の目途が立たない状況です。
余談ですが、
北海道のブラックアウトは1か所の発電所がダウンして、発電所の電力よりも電気を使用するほうが大きくなったことで、100Vの電圧を維持できなくなって停電しました。
電気自動車が多くなると電力不足であちらこちらの急速充電スタンドを電力会社からのリモートでストップしますから、遠出をしていた人は明るいうちに充電をしなければきっと家に帰る事は出来状況も有る可能性が有ります。
※ 原発が動いていたときは、夜中の電力が余っていましたが、今は太陽光発電が沢山あるので、天気の良い日の昼間は電気が余っていますが、夕方からは一日のうちで一番電力不足になります。
ヨーロッパから見ると、日本の急速充電スタンドがあまりにも少なすぎです。
作らない理由は、急速充電スタンドは設置設備費が高額なわりに電費が安いせいで、まったく元が取れないからです。
今は、バッテリーの国内生産能力が低いです。おそらく隣の国からバッテリーを購入して電気自動車を作るか、お隣の国で電気自動車を生産する事になり、日本で作られる電気自動車用バッテリーの供給見通しが立ちませんが、最近、リン酸鉄型リチウムバッテリーや高性能なSCiBバッテリー、高性能ナトリウムイオンバッテリーなどの国内大量生産にめどがついてきています。
2021年の冬、大雪の高速道路で1000台を超える車が2日ほど雪の中でストップしましたが、電気自動車はエアコン暖房だけで電力を消費しますが、給油や充電する手立てが有りません。
乗用車1台に使用している350Kg前後の使い終わったリチウムバッテリーの処理方法が決まっていません。今はバッテリーの寿命が短いので10万Kmまでに1〜2回のバッテリー交換が必要です。
エンジン車両はどこでガスケツしてもガソリンや軽油を持ち込んで自力で走り出すことができる大きな安心感があるので、後進国ではこの後数十年はエンジン車両を購入します。
世界中で「エンジン車両は日本製の車両が一番良い」と言われている訳ですから、日本はガソリン車の生産中止宣言を撤回して世界戦略として日本のエンジンやエンジン車両が売れ続けることになると思っていますがいかがでしょうか。
※アメリカの調査で「15年乗り続けて故障しない車のランキング」では上位車種のすべてが日本車になっていました。