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2022.9.18

従来の一般的な鉛バッテリーはその再生が簡単です。
少し前まで使用していたニッケル水素バッテリーも再生しやすいバッテリーでしたが、大量に生産されているリチウムバッテリーは再生が出来ないバッテリーであり、その産業廃棄物としての処分方法に世界中が難色を示していました。

日本ではすでに電子部品から金やニッケルやコバルトを含むレアメタルを回収する技術が活躍していますが、日本のＥＦＴ社では使い終わったリチウムバッテリーからもニッケルやコバルトを回収する技術にめどがついてきています。

そして東レでは、使い終わったリチウムバッテリーからリチウムを回収する技術が発表されました。

まだ、回収システムやコストなど、解決すべき問題があるようですが、世界に先駆けて日本の技術で今後、すごい勢いで大量に廃棄されるリチウムバッテリーに使用するニッケル、コバルト、リチウム素材の回収と再生にめどがつき始めていて、自動車業界を含め安堵しています。