太陽光発電について
環境に優しいエネルギー太陽光発電
太陽光発電の住宅が少しずつ増えています。陽ざしのある日中に発電して、あまった電気を電力会社で買い取ってもらえます。(電力メーターの他に、電力会社に買い取ってもらうメーターと2つ付けて計測しています)温室効果ガス削減時代を先取りした設備です。
安定した発電ができない太陽光発電なのですが、環境に優しいグリーン電力として国からの指導のもと、2009年11月から太陽光発電された電力をこれまでの倍の1KW/h48円に増額され、太陽光発電に掛かった初期投資金額(イニシャルコスト)を短期間で返済できるようになりました。
※普段皆さんが使用している電気は1KW/h28円くらいです。
よくある質問に「どのくらいで元が取れるのですか」と聞かれます。電力会社への売電(買い取り)価格が48円になった事で確実に元が取れますから、「太陽光発電をして良かった」と言うお客様がほとんどで「失敗した」と言う人はいないようです。
おおよそですが10年から15年で太陽光発電の初期投資金額の元が取れる計算が成り立っています。
年間日照時間の多い十勝や北見地方では10年くらいで元が取れるとも言われています。
住宅用では一般的な3~3.5KWの発電設備で200~250万円くらいかかりますが、国と自治体からも初期投資費用の20パーセントくらいが補助金として支払われます。
設置場所と初期投資金額に余裕があれば、最大ワクである10KW近くの設備で太陽光発電設備を設置する方が、発電量あたりの設置費が割安になり、早く元が取れることになります。
北海道での太陽光発電について少しお話をします。
台風や長雨が続く梅雨の時期がほとんど無い北海道は、年間日照時間が比較的有利です。
地域的には道東が冬でも晴れていることが多いので発電量も多いです。札幌近郊では北区に雪が降っていても厚別区や恵庭、千歳などは比較的 晴れていることが多いので、年間発電量が少し多くなります。
雪国は、積雪時期に太陽光発電パネルに雪が乗っている時期があります。パネルの取り付け斜度30度以下で発電パネルを設置すると積雪がすぐに流れ落ちずに発電が滞ってしまいがちですから、北海道は冬期間の日射角度も考慮すると、発電パネルは斜度30度以上の、積雪がすぐに流れ落ちる角度で設置するのが理想です。
天候によって曇りの日は半分くらい、雨の日では1/4くらい発電します。うっすら雪が積もっても太陽光がパネルに到達している分は発電しますし、日が当たると比較的早く雪が溶け始めます。
太陽光は南屋根が100パーセントの発電とすると、東屋根や西の屋根なら発電量は80~85パーセントと言われていますから、寄せ棟の屋根などは、3方向に設置するのがよいです。
太陽光発電パネルのメーカーがあまり口にしない太陽光発電パネルの温度特性が有ります。
太陽光発電パネルは温度が低いほど発電量が増加する特性があるのです。
夏の日差しで暖められた発電パネルの温度は北海道でも70度を超えてしまうことがあり、高温になったことで発電される起電力が70パー セントくらいまで下がってしまう特性を抱えています。北国では年間を通して気温が低く、発電パネルの温度が0度以下なる事もあり起電力が上昇しますから、発電パネルに雪が積もりにくく設置する事で、南国よりも北国の方が良いのです。
太陽光発電は車のバッテリーのように電気を貯める仕組みがない為に電力を安定して利用する事ができませんから、今までどおり電力会社からの深夜電力などの安い電気を利用しつつ、昼間の太陽光発電で余分に発電した電力を、ほぼ2倍の電力料金で購入してもらえる事がよいのです。
電力会社から見ると、風力発電や太陽光発電はとても不安定な発電システムであり、時間差にミスマッチを生じています。時間的なエネルギーのバランスから考えると、朝夕の食事の時間、会社や家庭が照明を使い始めたりする夕方4時から9時くらいが電力を一番必要とする時間帯なので、発電所(電力会社)はこの最大電力需要時間帯をこえる余裕の安定した発電所が必要なのです。
2009年11月1日から10キロワット以下の太陽光発電システムにおいて、以前の2倍に相当する48円で電力会社への売電価格が決められました。これは、2011年4月までに設備を完成して契約をするお客様の設定金額で、契約期間は10年間で契約されます。2011年以降は時代の流れで売電契約金額がどのような金額で設定されるのかは分かりませんが、太陽光発電の住宅が増えるにしたがって、今後少しずつ売電契約金額が下げられると思っています。
一般的な電気料の倍の金額で太陽光発電の電力を買い取ってくれるこの計画は、48円で買い取った電力会社や国が負担するのではなく、2011年ころから、太陽光発電をしていない一般のお客様にその分を広く負担して請求が行く仕組みで計画しています。(この取り込み方法は、先にドイツで行われている仕組みを取り入れています)
今現在太陽光発電のお客様はまだ国全体の2パーセントほどですが、国も電力会社も今後の太陽光発電の一般への普及状況を見極めながら、今後の買い取り金額と一般への負担金額の価格設定を毎年協議するようです。
後書き
最近の北国の屋根はスタイロホームと言う断熱材がトタン屋根の下に入ってる住宅が沢山あります。とても柔らかい材質なので太陽光パネルを設置する架台を取り付けるネジを固定すると、トタンが沈み込んでしっかり固定が出来ませんので、柔らかい断熱材の入っている屋根は太陽光発電工事が出来ません。
既設の住宅は、屋根トタンのふき替え工事と一緒に、架台取り付け部分に木下地をして、工事をします。
少し古くなったトタン屋根は、トタンのふき替えをするか塗装をしてから設置する事をお勧めします。
住宅屋根の設置に不安がある方は、大きな物置の屋根や太陽光発電パネル設置の為に、架台を設置する地面に基礎工事をして設置するのも良いでしょう。
太陽光パネル販売メーカーは、低金利の10~15年払いローンを用意し始めています。
太陽光発電設備のローンは、その工事と一緒に行う住宅設備工事、たとえば太陽光発電工事と屋根をリフォームしたり、ユニットバスと台所や、ヒートポンプ 温水器工事をまとめて15年ローンを組む事も太陽光販売メーカーではお客様に勧めていますから、新築住宅を含めて徐々に一般住宅に普及し始めると思っています。
