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住宅用火災報知器の設置
2007/09/15

この18年6月1日から新築住宅に火災報知器の設置が義務づけられました。

この新法令は、新築、既存をとわず設置が義務図けられていますが、既存住宅への設置は各市町村の条例によって、平成20年6月1日から平成23年6月1日の間で設置の完了期日が定められました。

取り付ける場所について細かい規定があるのですが、一般的に就寝する部屋すべてと、階段室の天井です。

既存の住宅用として、木ねじで簡単に天井に取り付ける事ができる電池式(10年型)の物がよいと思います。
最近は、ホームセンターにも6000円くらいから販売されておりますが、重さが約200グラム直径12センチ前後の物で、種類は熱型、煙センサー型、ガスセンサー型の3種類が有ります。
このうち寝室、階段室には、煙センサー型の設置が義務づけられました。

取り付ける規定として、壁や梁から60センチ以上離れて取り付ける事。エアコンなどの吹き出し口からは1.5m以上離れて取り付けるなどの規定があります。

新築住宅ではあらかじめ天井裏配線をして、各警報機にすべて配線接続し、どの部屋でセンサーが作動しても、すべてのセンサーが警報音を発するように工事をします。

東京都では全国に先駆けて平成16年10月1日から設置が義務化されていましたが、その他の地域でもこの18年6月から義務化されています。

 
     


     
 
電気、ためになる話。
2008/10/20

このごろの電気製品には、「インバーター式」と、言われる商品が出てきています。たとえば今現在皆さんの家に有るグロー管で点灯する蛍光灯をインバーター式に取り替えると電気代が約半分になります。
一般的な40ワットのグロー式の蛍光灯は、蛍光管で40ワット、内蔵されている安定器で40ワット、合計およそ80ワットの消費電力なのです。

12畳間で使用している蛍光灯をインバーター式に取り替えると、蛍光灯の購入代金が1年から2年で元が取れて、その後毎月1500円前後電気代が安くなります。(なりました)
グロー式の蛍光灯をたくさん使用している事務所などは、すぐにも取り替える事をおすすめします。冷蔵庫やエアコンも同じように、インバーター式に取り替える事で電気代がとても安くなります。

ちなみに電球と比べるとインバーター式蛍光灯や電球型蛍光灯に取り替える事で、同じ明るさで消費電力がおおよそ1/5になります。
さらに電球の寿命は1000時間で切れてしまうように作られていますが、蛍光灯は6000時間〜12000時間で作られています。

同じ明るさで蛍光灯と比較すると5倍もの消費電力である電球を使用する時代は終わろうとしています。

それから青色発光ダイオードと組み合わせる事で出来た白色発光ダイオード(LED)型照明器具は、おおよそ60000時間の寿命と言われています。消費電力は電球の8分の一くらいで設計されていて、さらにとても明るい物が開発されています。
今はまだ高価なのですが、次の世代にはLEDが蛍光灯器具に変わっていくでしょう。

最近、蛍が光を放つ仕組みをつきとめ、とても省電力なテレビがとうとう発売されました。こちらはまだ寿命の問題を抱えていて、開発が続けられています。
こうなると電球の光は、その90パーセントが熱エネルギーにとして無駄になっていると考えなければなりません。

インバーターの意味は、電源周波数の50ヘルツを半導体で高い周波数と効率の良い電圧に変換して蛍光管を放電させたり、インバーター用のとても効率の良いモーターで運転しているのです。
ですから、古い冷蔵庫やエアコンは、インバーター式の物に取り替える事をお勧めします。使用頻度が少ないエアコンであれば良いとしても、冷蔵庫の古いものは結果的に電気料金がとても高く付いてしまうのです。

最近ヒートポンプ式の暖房機や温水器が出てきています。
ヒートポンプ方式の仕組みは、エアコンを暖房にして使用する仕組みと同じです。室外機の有る外気温度にもよりますが、カロリーあたりの電力が約半分です。電気ストーブで説明をすると、1000ワットの熱量を500ワット前後で取り出せるのがヒートポンプ方式なのです。(室外機ユニットの外気温度によって熱変換効率が変わります)
ヒートポンプは導入コストがある程度かかりますが、深夜電力を利用した温水器だと数年で元が取れ、お湯を沢山使用する家では大きな省エネになります。

ちょっと話は横道にそれますが、今時の太陽光発電住宅の実態は、インバーターやヒートポンプのお話より元が取れるにはほど遠く、今のところ15年くらいはかかって元が取れる計算です。年間日照時間の多い十勝や北見地方でも、10年は元が取れないようですが、省エネ時代を先取りした設備です。

太陽光発電の住宅には、陽ざしのある日中に発電した、あまった電気を電力会社で買い取ってくれます。(ふつうの電力メーターと、電力会社に買い取ってもらうメーターと2つ付けているのです)
太陽電池パネルが半導体で作る高価な物なので、導入コストが大きいですが(一般的な3KWクラスで350万円前後)地球温暖化対策として、日本も本腰を入れる事が決まり、太陽光発電やクリーンディーゼルエンジンを搭載した車など、地球温暖化対策として国をあげて補助金制度が始まります。
そして数年の内に、発電効率を少し下げた安いソーラーパネルがいくつか出てきます。

風力発電と太陽光発電は、それ自体とても環境によいのですが、とても不安定な発電システムである事が、時間差にミスマッチを生じているのです。
昼間の風や太陽の光で発電しても車のバッテリーのように電気を貯めておく方法がない為に電力を安定して利用する事ができません。
エネルギーのバランスから考えると、夕方4時から9時くらいが電力を一番必要とする時間帯に会わせて、最大消費電力をこえる余裕の発電所が必要なのです。

国からの指導のもと、太陽光発電や風力発電は余剰電力として電力会社で買い取りをしてくれています。

電力会社では真夜中のエネルギー消費が少ない時間帯に、巨大なモーターポンプを使って標高差のある高い所の大きな貯水池に水をくみ上げておき、夕方の最大エネルギー消費時間帯にくみ上げた水を利用して水力発電をする仕組みがあるのですがまだ実験段階です。
北海道電力でも後志や日高の山奥で計画が進んでいます。

ここに来て安くて高性能なリチュウム系のバッテリーのめどが付いてきていますからバッテリーだけで走るスクーターや軽自動車はまもなく走り始めますし、電力線を引く事が出来ないような所でも、わずかな発電システムで、電化生活が出来るめどが立ってきています。

電池について

電池(バッテリー)は電気を化学的なエネルギーに変換して蓄えて、放電する時に電気エネルギーに再変換しています。
もう一つの電池としてキャパシタ(コンデンサー)が有ります。化学反応を使わず電気を電子の状態のまま蓄えますから、バッテリーのようなエネルギー変換プロセスがなく、大電流の充電放電ができ、実用化されています。

エンジンを使わず燃料電池でモーターを回す車が走り出しています。
ガスを供給して大気中の酸素とで電気を作りますが、こちらは理論的には電池ではなく、機械的な部分がない、音のでない発電機です。
私たちが中学生の時に、H型の試験管に電気を通電する事で、水素と酸素を別々に取り出す実験をしていますが、その仕組みを逆にして電気を取り出す仕組みなのです。発電方法やメタノールを直接供給する内部構造に違いがある3〜5種類の発電方法が開発進行中です。

この5年くらいの間に一般住宅にも都市ガスや天然ガスを燃料として、ごく一部普及し始めますが、まだ量産までには至っていない状態です。
燃料電池で発電すると、発電機(スタック)から出る発熱を利用して温水も利用する事ができてエネルギー変換効率はとても高いのです。
燃料であるガスが安定供給しやすい事も含め、燃料電池車よりも早く家庭用の燃料電池コジェネシステムが少しずつ始まります。
燃料電池から排出されるものは、水素と大気中の酸素とが化合した水だけなので、環境に優しいです。
燃料は化石燃料であるガス又は揮発性の燃料が一般的ですが、科学生産した水素ガスや植物から抽出するメタノール(メチルアルコール)等の環境に優しいエネルギーで発電する物があります。

自動車用の燃料電池はとても大きな出力ですから今のところ1ユニット数千万円すると言われていますが、一般住宅用の燃料電池は300万円くらいまで下がっていて、こちらも設置するのに当たっては国からの補助金が出ます。
スタックと言われる発電部に使用している高価なプラチナは、代替え金属のめどが付いてきて、燃料電池の価格が下がっていて、一般家庭用のシステムがまもなく発売される見通しです。
ノートパソコンや携帯電話用の小さな燃料電池は、手ごろな価格でまもなく量産されると思いますが、自宅のコンセントで充電出来る物は、燃料電池まで必要かどうかは少し疑問です。

大きな施設ではディーゼルエンジンやタービンエンジン発電機、更に大きな施設ではボイラーによる蒸気タービン発電機で自家発電をして電力会社よりも電力経費を抑える努力をしていますが、石油価格が高騰し始めている事も含め、お勧めはできません。

自宅に環境に優しい発電システムを持つ事は良い事なのですが、どのシステムもある程度の知識とメンテナンスが必要です。そしてどのシステムも想定寿命が10から20年くらいで設計されていて、寿命が延びてきた太陽光パネルで30年と言われています。

一般家庭では電力会社からの電気料金は普通料金で1000ワットを1時間使って30円くらいですから、今のままが良いのかもしれませんが、地球環境に貢献する意味で、化石燃料を消費する時代が終わりつつあります。

電力会社では、新たな発電所を作らずに電力を利用してもらう方法として、使用時間帯を限定した料金設定を設定していて、たとえば製鉄工場の溶鉱炉やボーキサイトからアルミニューム作る工場等では、とても大きな電力を必要とする為に、電気料金の安い時間帯で稼働させています。

一般住宅でも真夜中の時間帯に利用出来る深夜電力が有ります。電気温水器や蓄熱暖房等は普通料金の1/4の電気料金で利用できる契約と、夕方の発電所に負担の掛かる時間帯2〜5時間を除いた時間だけで利用する融雪用電力は暖房用電力として安い設定になっていて、電気料金は一般普通電力の1/3ぐらいの料金契約になります。
現在の灯油価格を1リットル100円で換算して、分かりやすくカロリー(熱量)あたりの比較料金は、灯油が100円で、都市ガスが約200円(煙突式や瞬間湯沸かし式はFFボイラー式に比べると熱交換効率が低いので、倍くらいの値段で計算が必要です。)にくらべて一般家庭普通電力が約250円位になります。ですから、電気料金の安い融雪電力で電気を使用すると灯油ボイラーより安くなり、深夜電力だと更に安上がりの熱源になっていて、一般家庭も含めて電気暖房の需要が毎年増加しています。
さらに熱が煙突から逃げていく事のない電気ヒーターは、灯油やガス料金と比較すると、カロリーあたりのランニングコストが安い事と、火を使わないボイラー、ヒーターは寿命が長いです。

ナフサや天然ガスが枯渇していくのは時間の問題であり、この10年の間に石油価格が2倍前後になっています。
原子力発電が環境に優しいかは、もう少し様子を見なければ判断できませんが、日本の電力の30%はすでに原子力発電されていて電気料金が安定しています。
加えて地球温暖化対策や環境問題が深刻になっていますから、原子力発電と太陽光発電、風力発電システムが多くなり、電池も含めた技術開発が進みます。
これからはオール電化住宅の割合も増えて、ますます電気エネルギーの時代に入っていくことでしょう。

後書き

原子力や高性能なバッテリー、ガスやガソリンも含めてですが、大きなエネルギーを持っている物は、一旦事故が起きるととても危険な物である事は当然な事なのです。
優しく安全な太陽のエネルギーも、レンズを通してその熱線を小さく絞り込むと、焦点に置いた紙の温度が300度を超えて燃えはじめる事に似ています。

新たな施設を考えるときには、危険性やその寿命とメンテナンスの知識がある程度必要なのです。

 
     


 
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