後書き
2014.09.01
震電の開発は、アメリカ軍からの日本本土空爆に備えて、信じられない速度で開発が進んでいました。そして試験飛行まで行ったところで終戦となってしまった震電は、30mm機関砲4丁を重装備した超高速戦闘機です。

もう少し時間が有れば実戦配備することができたと思っています。さらにもう少し時間が有れば鶴野さんは、あのイタリアの「マッキMC.72」のように、二重反転プロペラで設計したかったはずです。

開発が間に合わずに震電やジェット戦闘機が実戦配備されなかったこととは別に、戦争が終決した事によって日本の平和が新たに始まった事は、それで良かったのだとも思っています。

- CafeNote -